2008-04-15 第169回国会 衆議院 環境委員会 第5号
こういったことの結果、例えば、地方自治体の要望に基づき、水力発電の対象範囲を千キロワット以下で水路式のものに従来限られていたわけでございますが、これを拡大する等々の措置を講じてきたところでございます。
こういったことの結果、例えば、地方自治体の要望に基づき、水力発電の対象範囲を千キロワット以下で水路式のものに従来限られていたわけでございますが、これを拡大する等々の措置を講じてきたところでございます。
それによりますと、水力発電、今御指摘になったように一千キロワット未満、あるいは水路式に限っているような水力発電の対象範囲を拡大することにつきましては、既設の設備の量に比較して、新規でどれぐらいあるだろうかというようなこと、あるいは既設の設備を仮に対象にしたときに、今の範囲の変更によってですね、既設の設備が対象になった場合に日本トータルとしてどうか、あるいはその個別の事業者ごとのこれまでの利用目標との
素人の考えですが、一せきがありますと、今はロック式であろうが水路式であろうが二つの急遽をつくって、それをコンピューターで制御して、そして一定の量があるとどのぐらいの量を放水するという計算の上に成り立って放水をします。そうしますと、せきがとまっていてもう何にもなければそこにかなりな濃度の塩水の水たまりができるわけですが、これは常に放流をしてありますのでその辺はかなり薄まってくるんではないか。
湯上のほうはダム水路式でございます。それから最大出力は長野が二十二万キロワット、湯上が五万四千キロワットでございます。ダムの高きでございますが、長野が百二十八メートル、湯上が四十四・五メートルでございます。
それから「松原(筑後川)ダム水路式五万六百KW四五年一月着工、四七年六月運開四七億三千万円」こういうふうに電力会社も金額まで発表する以上は、これは計画があるはずです。それを建設省に出さないというのは不都合であると思う。そういう点を大田はよく調査していただいて、はたしてここに設置しなければならぬかどうか。
三十年から三十二年までは貯水池及び調整池式のものが二・一%、水路式が五・三%、火力が二・八%、こういう補償費がかかっているわけです。下の欄を見ると、たとえば黒部川第四発電所のような補償物件のきわめて小さい地域を含めると、三十三年から三十五年の間は七%ないし二・九%になっておるようですが、それを考慮外に置くと、これは一四、六%になるということでしょうか、非常な高い補償というものがあるわけですね。
ただ発電所の位置の問題でダムの直下に設けるか、あるいは水路式にして下流まで持っていくか、こういう点につきましていろいろ地元で紛糾があるということも存じております。この点よく県、あるいは発電のことでございますので、通産と極力折衝中でございますが、できるだけ早く片づけたい、こういうふうに考えております。
第二に、恒久対策としては、ダムを撤去するか、水路式発電所に建設し直すか、でなかったら、旧態に復した河床になるように、何百立米あろうとも、厳達命令のごとくに埋没土砂を浚深して、流域民の民生の安定をはかるべきであると信ずるのであります。 以上であります。
西山ダムの上流に相当な、小規模でもよろしいから数の多い保全施設があったならば、西山ダムが単なる砂防ダムにとどまらず、ある場合の水の調節の役目も果たすであろう、同時にそれは現在では電源開発の場合におきましても、水路式的な機能をいまだに持っておるということでもって足れりとすべきものじゃないと思います。おそらく出力は今までのような完全湛水しておる場合とは、相当な能率の低下はいなめないと思うのです。
片っ方におきまして発電といたしましては、まあ貯水量という点においては今先生のおっしゃるように貯水量がなくなったわけでございますが、ヘッドを取る、落差を取る役目は十分果たしているわけでございますので、発電の調節ができなくなったわけでございますけれども、多少その調節でたくさん発電しようというときにできないわけでございまして、水路式というような発電所ということに現状はなっているわけです。
○田中(利)委員 御承知の通り東北の電力は質的にも量的にもきわめて悪い電気でありまして、発電設備を見ましても、流れ込み式あるいは水路式というような、設備の悪いところへ持ってきて、梅雨どきあるいは台風どきには使い切れないほど電気が出るけれども、さらに渇水期になればその発電は半分に減ってしまう。
ことに、私はそういうふうな技術的なこまかい点はよくわからないのでありますが、各河川において、上の方にたとえば洪水調節用のダムを作る、または各地に水路式の発電所を作るということによって、同じ平水でもそれがだんだんに影響を受けて水量というものはおのずからまた、変ってきやしないかということを私ども同時に考えるのでありますが、そういうふうな観点から単に調整電力量の問題、また企業努力の問題のほかに今後料金の算定
南向発電所の方は、出力が二万四千キロワットの堰堤式の水路式発電所でありまして、昭和四年に完成いたしております。この両発電所は、ともに当時天竜川電力株式会社の手によって建設されたものであります。泰阜発電所の方は、出力が五万二千五百キロワットの堰堤水路式発電所でございまして、昭和十一年に矢作水力株式会社の手によって建設されたものでございます。
さらに東北の電力は、私から説明申し上げるまでもなく水路式であり、あるいは流れ込み式であるという旧式の水力発電設備であり、しかもこういう悪い条件のもとにあって関西あるいは東京方面の電力事情とは違う東北電力では、四月ごろから一般電力も産業用電力も値上げをするという動きがありますが、通産当局は直ちにそういう値上げを許可するのかどうか。
あなたは水路式といいながら、川をせきとめてやるダムの作り方と、川に至る前の貯水ダム、普通はこう二つにわけている。私の聞いているところとあなた方の見解と違うでありましょうが、いずれも二つに問題があるのです。おのおの特長と欠点とを持っている。そこでそれを明らかにしたいためにお尋ねしておるわけです。
なお貯水池ダムの方が最近重要視されまして、水路式発電がとかく軽視される傾向がございますが、これは第一の問題といたしまして、水路式の発電は自然流量に影響されるものが多いわけでありまして、大きな発電所を設けましても、その効率が豊水量に引き当てたものとしますれば、渇水量には非常に効果が薄いことにもなります。
御承知の通り、東北の電力は水路式とかあるいは流れ込み式の古い発電形式であって、雪解けのときあるいは台風のときには豊水で電気が使い切れないほどできる。
まず最初に電力料金の問題に関連して、戦前のおもな発電方法である水路式にはその計画にずさんなものが多く、完成後数年にして土砂の堆積のため使用不能になるものが相当あるが、このように電力会社の計画の不手ぎわによるロスをも、電力料金算定の中に織り込んでいるのは不当ではないかという疑がありましたが、これに対しては、確かに水路式には幾多の欠陥があるため、最近では原則として貯水池式によることとしている。
これを水路式に改めて効率をあげることが採算上有利ではないかと思われるのであります。今かりにダムを撤去したといたしましても、過去二十数年にわたって堆積した土砂、すなわち河床の上昇は一朝一夕に旧河床に下るものではありません。今後の災害に対して当然賠償問題が起るのですが、その責任は当然ダム所有者と国が負うべきものと思います。
佐久間ダム、秋葉ダムを建設いたしております天竜川は、御承知の通り、その源を諏訪湖に発しておりますが、河百までの落差七百三十メートルを利用して、古くから電源開発が行われ、本流だけでも、上流部に大久保、南向の二水路式発電所があり、中流部に泰阜、平岡のダム式発電所ができしており、その下流に現在佐久間、秋葉を建設いたしておるのであります。
それから牧尾橋下流の十二のダム、そのうちの七つは水路式であり、五つがダム式であります。このうちで現地で聞きましたところによりますと、丸山ダムだけがわずかに千五、六百万トンの貯留量を持っておる、あとのダムは貯留量はそう大したことはない。水路式はもちろんないことは明らかである。こういう非常に貯留量の少いものの上に大きなものを作るわけです。従ってこれの効率は算術計第では私は出ないと思う。
この発電所は御承知のように水路式の発電所もありますし、また堰堤と申しますほど大きなものではありませんが、調節式の発電所もあります、それで私どもが長年の経験から申しますと、三浦の貯水池で放流いたしました水が最後の今渡の発電所まで来ますのに約十一時間もかかるのであります。